大津市で児童が交通事故で命を奪われるという、大変痛ましい事故が起きてしまいました。
亡くなった園児のご冥福をお祈りすると共に、怪我をした多数の児童のお見舞い申し上げます。

先月末も池袋で幼い子どもを含む母子が、やはり交通事故に巻き込まれて命を奪われてしまうという衝撃的な事件もありましたし、私も子を持つ親としては、とても胸が詰まる思いがします。

いずれの事故も自動車を運転していたドライバーの過失であることは、ほぼ違いないと思いますが、加害者側も当然事故を起こしたくて起こしたわけでもないでしょう。

これらの事故を聞いて、同じ車を運転するドライバーとして、より安全運転を心がけなくてはならないと、改めて言い聞かせています。

そしてスマホやSNSにおけるトラブルについても同様のことが言えます。

以前もスマホ社会を車社会に置き換えた記事を書きましたが、スマホも車も現代社会を便利にするための「道具」であり、無くてはならない存在です。

ただ使い方を誤れば、他の誰かや社会全体に迷惑をかけてしまうことも起きるわけです。

と、そこまではほとんどの方が理解しているはずです。

ですが私たちも人間ですから間違いもあります。
悪気は無くても、ちょっとした気の緩みや想定外のハプニングが、トラブルへと発展することになるかもしれません。

つまり自分なりに適正に使用しているつもりでも、トラブルに巻き込まれたり、自分や相手が傷ついてしまうということに、もっと意識を強めるべきだと思います。

意図的に相手を攻撃したり貶めたりする行為は論外ですが、多くの方は「自分は大丈夫!」と思ってスマホやネットを利用していると思います。

その状況でも、トラブルが起きるかもしれない・・・というリスク意識を常に持つべきだと、今回の交通事故を通して改めて感じました。

私もスマホやネットを毎日活用していますし、車の運転もします。
便利な道具も、使い方を誤れば凶器になることもあるのです。

今回の事故の教訓をしっかり胸に抱き、多くの人が悲しむような事がないよう努めたいと思います。