KBCテレビ「アサデス。」に出演させていただきました
12月17日、KBCテレビの情報番組「アサデス。」にてコメントさせていただきました。
朝倉市での情報モラル講演にて取材を受けた内容がオンエアされたのですが、番組全体を見て改めて若い人のSNS活用に驚いた次第です。
今回の取材では高校生から20代前半の女性のインタビューが多かったのですが、改めてビックリしたのは、
・インスタに画像を投稿するために好きでないものを食べた
・拾い画像を自分の投稿としてインスタにアップした。
※ちなみにネットでの拾い画像には著作権が含まれている場合がほとんどなので、ネットで拾った画像は勝手に投稿しない方がいいです。
さらにSNSでの知らない人との出会いに対しても「普通」の感覚であることにも驚かされました。
おそらくオンエアされていないインタビューまで含めると、大人が耳を疑うような声がまだまだあったのではないでしょうか。
だって番組の若い出演者の方も唖然とした表情をしてましたし・・・。
なぜSNSが若者に必要とされているのか
今回の取材や番組の内容において、改めて認識したのは、中高生を含む今の若者にとって、SNSは絶対的かつ身近な存在だということです。
SNSというものが普及しだしてからも10年以上の経っています。
30代以上の大人ならまだしも、20歳前後の若者にとっては子どもの頃からSNSが存在しているのですから、身近な存在になってしまうことは当然のことかもしれません。
しかしSNSに関して。これまでどういう指導がなされてきたかを考えてみると、不十分であったと言わざるを得ません。
ネット関連としてのメディア指導はゲーム機の延長線上にあり、携帯電話やメールの時代になっても「学業には不必要なモノ」として、扱いが少なかったのだと思いますし、もっと言えばスマホの普及やSNS等のネットサービスの進化が子どもや若者の習慣まで大きく変えてしまうことを想定できていなかったのだと思います。
とにかく今の若者にとって、SNSというのは「自分以外の何者か」と繫がるための手段であり、自分の現在地と世の中(友だち)との距離感を確認するためのツールになっているのではないでしょうか。
それも無意識に・・・
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