さて福岡も梅雨に入りました。
毎年梅雨の時期になると講演のご依頼が増えてきますが、この6月も多くの講演が予定されております。
「雨にも負けず」の気持ちで頑張ろうと思います。

さて6月3日は博多区の東吉塚小学校にて講演とワークショップでした。

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福岡市教育委員会の新しいプロジェクトの一環としてお話しする機会をいただいたのですが、従来の講演形式だけでなく、先生や保護者の皆さんでのグループワークを織り交ぜながらの内容でした。 

今回は家庭でのルール作りということで、スマホ/SNS時代のメディア指導について最新版の事例紹介等を含めお話をさせていただきました。

その後、参加者数名でグループを作り、それぞれにルール提案していただきました。

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今回のワークショップの内容は「家庭でのルールを考える」ということで、6名で1グループを作り、グループを家庭と見なして進めていただきました。

まずは付箋紙に「スマホを持たせる理由」、「子どもの問題点や心配事」、「対策」を個人個人で記入していただきます。
その内容をグループごとに整理し、グループメンバーで話し合いをしていただきます。
話し合いの内容を受けて、各グループごとに制定した「我が家のルール」を発表していただきました。

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それ程難しいことではないのですが、いろんなお母様同士で意見を分かち合うことで、有益な時間だったのではないかと思います。

各グループで検討し、発表された内容はどれも正解です。
どうしても子どもの指導となるとお母様の役目になりがちで、家庭でのメディアルールもひとりで考えなくてはいけないという声もよく耳にします。
今回のワークショップを通して、それぞれの家庭でいろんな考え方や判断基準があることがわかりますが、それ故に正解も多数あるということ。
子育てやメディア教育だとかで頭でっかちにならず、シンプルな我が家流のルールを決めることが大切です。

今回の講演とワークショップが、お母様方の参考と後押しになれば幸いです。

ワークショップは、主催される学校やPTAの意向やお話しする対象に合わせて、いくつかの内容を準備しております。
話を聞くだけのパターンだけではなく、地域や学校の特性や求められてはいることに対応したバリエーションを持って取り組みたいと思っています。