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皆さまこんにちは。

置鮎です。

今年度から福岡県のネット依存防止タウンミーティングの講師として登録されたのですが、そのせいかいろんな方面から講演のご依頼をいただくことが増えました。

ということで警察署。

今回は大牟田警察署の署員の皆様向けのお話でした。

以前折尾警察署にも伺ったことがあるのですが、その際は補導員や保護司の方など、いわゆる地域の方向けでしたので、大きくは従来の講演と変わらない内容でした。

今回はがっちり警察署の署員の方ということで、トラブル事例から見る、なぜトラブルが起きるのかということと、現在のスマホを取り巻く小中高生の現状についてお話をさせていただきました。

大牟田警察署管内は住民の方の年齢層が高いせいか、子どもを巻き込んだスマホやネットトラブル事例はそこまで多くないとのことでした。

もっとも警察に届けられていない、ちょっとしたトラブルはたくさんあるのかもしれませんが、さすがに通報されない限りは警察の方も把握できませんよね。

今回のお話では警察という立場として・・・というよりも、親として、あるいはご自身としてSNS対応を考えていただきたいと思っていましたので、そういう意味ではしっかり受け止めていただけたのかな、と感じています。講演後の署長さんとのお話の中でもそういったご感想を伺う事ができました。

後日、ご担当の方からも感想のメールを頂きましたが、父親としても考えさせられた・・・とのご感想でした。

確かに講演のご依頼はいろんなところから頂けるようになりました。

いろいろな立場や視点で切り取ると、当然のことながらお話しする内容も異なってきます。

しかしSNS時代のコミュニケーションというのは「人と人が、いかに上手くキャッチボールする事ができるか」という事に尽きます。

相手に会わなくても話ができ、用件が伝わる便利な時代になりましたが、その分ボールの投げ方や加減というものが分からなくなって(あるいは忘れて)しまっている気がします。

特にそれが子どもであれば尚の事心配になります。

私たちがもう一度人間らしいコミュニケーションというものを取り返し、子どもたちにもそれをしっかり教える事ができれば、警察の方の心配もお仕事もきっと減る事でしょう(笑)