先日佐賀でおきた陸自ヘリ墜落に関して、こういう記事が掲載されています。
「事故の被害者に心ない非難 沖縄の米軍機トラブルでは冷酷な失言も」
https://mainichi.jp/articles/20180210/mog/00m/040/010000c
(2018年2月10日 毎日新聞)
今時…ということではなく、こういった中傷とか配慮に欠ける発言は昔から存在します。
ただネットやSNSの普及で、いろんな声が顕在化…見える化しているということです。
そういう意味ではSNSそのものではなく、そこで発言しているユーザーのモラルに問題があるのです。
ユーザーレベルの問題を考えたときに、僕が懸念するのは、このSNSがもたらす「見える化」が、子どもたちにどのような影響を与えるのかということです。
ネットでの大人気ない発言を見て、「当たり前のこと」と子どもたちが受け取り、自らそういった不用意な発言をしてしまうことに繋がるのでは…と、少し心配です。
フェイクニュースから盛った内容まで…SNSというのは玉石混交。情報を正しく見抜き、理解することがリテラシーになってきますが、将来の社会人となる子ども達にはしっかりと指導しなくてはなりません。
そのためにも「現在の社会人」が、周りへの影響を考え、適切で心ある発言というものを心掛けてほしいと思います。