先月、北九州市の八幡西区小学校PTA連合会の研修会で講演をさせていただきましたが、そこにご参加いただいてた北九州市の小学校2校から、先生向けの研修依頼をいただきました。
いずれの学校からも、先日の講演内容がこれまでの情報モラルの観点と異なっていて興味深かったと仰って下さいましたので嬉しいですね。
 
 
私はスマホやネットの最新情報と人の動きというものを常に追求していますが、それを様々な観点で切り取り、まとめて、提案しているつもりです。
親として、PTA会長(市P含め)経験者として、情報についての仕事をしているものとして・・・。
 
スマホを与えているのは親(家庭)であるということで、現状スマホの情報リテラシーは家庭教育の一環だという認識が強いです。
しかしそれだけではフォローできないし、大人になって社会に通用する人間に育てるという観点では学校での指導も重要になってきます。
 
今は情報モラルや道徳の枠でしか情報モラルの直接的指導はできませんが、この動きが保護者、学校が両輪となり、さらに地域を挙げてフォローしていく姿になっていくと期待しています。
 
そのタッグを実行するため、軸になるのは学校なのです。
各家庭では様々な事情から指導方針や生活習慣が異なるので、指導にムラができてしまいますし、地域も同様。
しかし学校は全国どこでも平均を保った指導ができる場所です。
学校が一つの社会基準を持ち、その指導を親や地域の理解を求めながら行っていくのが理想なのでは?と考えています。
 
今はまだ始まったばかり・・・そのバランスも試行錯誤だとは思いますが、子ども達に社会に適応できる基礎をしっかりと身につけて欲しいと思いますし、また僕自身も今の活動を通して、そのお手伝いができればと思っています。
 
さて新たに先生方とコミュニケーションの機会もいただけましたし、今週末も福岡市内の小学校の先生方と次年度の情報モラルに関する指導についてお打ち合わせがあります。
さらには先日6年生の児童達にもいろんなお話をしました。
 
現場の声を直接聞きながら、僕自身の情報モラル教育の方向性は次の段階へ進んでいます。