「遅刻連絡はメールかLINEで」は5割近くがOK…今どきの新社会人の認識をさぐる

新社会人の半分はLINEやメールで遅刻/欠席連絡することに問題なしと捉えているということのようですね。
スマホネイティブな若者の常識がすべて正しいとはいわないけど、若者はいろんな意味で効率的なんだと思います。

ただスマホにせよSNSにせよ、効率的なツールを生み出し普及させたのは、今の大人だということを忘れてはいけません。
今の大人や社会がそのような環境を与えている以上、若者の常識は我々が与えたようなモノだから、「だめだ!」と封殺するだけでは理不尽だと思います。

だからといって大人が若者の常識を受け入れろ、ということでもなくて、

「社会人たるものこうあるべき」

みたいな上から目線で指導するのではなく、「これまで」を理解し、「これから」を一緒に考えるという発想が必要ではないでしょうか。

つまりこれからの情報モラル指導というのは、単に教えるだけではなく、一緒に作り出すことが大切だということです。
年に1時間程度の講演で、子ども達が理解できるとは思えませんし、少なくとも年に2~3回以上のミーティングやワークショップを通じて取り組めるというのが理想的でしょう。

回数はともかく、情報モラル指導の在り方も常に進化する必要があると思いますし、そのためにも社会の大人達がこれまで常識だと思っていたことを今一度再確認する必要があると思います。