皆様こんにちは。
2018年もいつのまにか一ヶ月が過ぎ、2月に突入です。
年末から年始にかけて業務が建て込んでいたためにブログ更新が大幅におくれてしまいました・・・。
毎年こまめな投稿をと思っていますが・・・情報発信とはなかなか難しいモノですね。
私がお話しする情報モラルに関する講演は学校や自治体が主ですが、最近増えてきているのは一般企業からのご依頼です。
内容としては、スマホ/SNS時代の情報発信やコミュニケーションを考える、といったものですが、スマホ/SNSを活用する上でのマナー、モラルから、仕事の業務改善にどう役立てるかなど、学校でお話しするよりも幅が広くなります。
今回も現代のSNSとは、的な内容のお話しがありましたので、その際にお話しした内容を数回に分けて、このブログでご紹介したいと思います。
SNSとは
SNSとは「ソーシャルネットワーキングサービス」の略称です。ソーシャルネットワークというのは、インターネットを介してたくさんの人が繋がることができる仕組みのことを指します。昔から私たちはご近所や学校、職場などの「ネットワーク」の中で生活をしています。その社会的な繋がりがインターネット上で行われている・・・これがSNSであるという解釈でいいと思います。
フォロワーや友達という繋がりと情報共有を生み出すTwitterやFacebook、現在人気のあるInstagramはSNSの代表格ですが、ブログで繫がるアメーバブログや、コメントで繫がることができるYouTubeなども、大きな意味ではSNSといえるでしょう。
SNSの普及
ミクシィは当時流行しつつあったブログを介して他のユーザーと友達になる仕組みを作りました。最盛期は3000万人ほどのユーザーがいたとされ、日本最大のSNSとして人気を博しました。
当時、インターネットはパソコンでアクセスすることがほとんどでしたので、ミクシィはある程度パソコンが使いこなせるユーザーが主流でした。
それから2010年ごろになるとiPhoneをはじめとするスマートフォンが普及し始めました。いつでもどこでもインターネットにアクセスできるスマートフォンの登場は、パソコン中心だったSNSの流れを大きく変えます。
ここで台頭したのがTwitterとFacebookです。Twitterは短文サイトと呼ばれ、140字以内の投稿がメインでした。Twitterには友達という概念がなく、勝手に誰かと繋がっているというイメージです。本名を出さず、自由気ままにコメントできる手軽さと多様な違憲や声を見ることができる気軽さが人気を呼び、ツイッターの勢いは現在まで続いています。
Twitterでわき起こった「繋がり」と現実社会をかっちり結びつけたのがFacebookの普及です。
Facebookは世界最大のSNSで、実名と自画像を使用するのが原則という、言わば個人の公式ホームページみたいなものです。
当初は実名制は日本では普及しないだろうと考えられていましたが、国内でも2700万人のユーザーがFacebookに登録していて、「インターネット=名前を出さないもの」という価値観を変えてしまったのです。
以後TwitterでもFacebookでも、実名を公表しつつ、自分のステイトメントを発する公式の場として利用されるようになり、今に至っています。
LINEの登場
このSNS2.0とも呼べる状況をさらに発展させたものがLINEの普及です。
LINEはインターネットを利用したメッセンジャーサービスですが、ネットでたくさんの人と繋がることからSNSの仲間として認識されています。
LINEの主たる目的は相手との連絡ツールなのですが、スマホのさらなる普及と相まって、メールや電話よりも気軽に連絡が取れるツールとして爆発的に普及。現在では6000万人以上のユーザーを抱えています。
LINEの普及はスマホを使ったインターネット交流を当たり前のように変えてしまいます。そのことは若者を中心にSNS利用を推し進め、コミュニケーションの手段や質までも変えていくことになります。
現在はInstagramという画像中心のSNSが人気ですが、時間がたてば自動的に削除されるような仕組みなど、求められている技術は現在も進化し続けているというのが現状です。
ー続くー